
2023年1月1日 指針
昨年は、新型コロナウイルスによって大きく状況が変わってしまいました。
この状況を乗り切るために未来を予測して、トライ&エラーで他社より先に状況を知り大きな成長を目指す事が出来る環境を作る事が重要であると考えます。
対応の方針を過去の事例から、ある程度分かると言ってもコロナ禍の時代は事業環境が刻々と変わり、どのように変わるか誰も予測できません。
肝心なのは、変化しないことを選んだ場合、今の状態を維持できるとは限りません。むしろ機会損失を招く恐れが有ります。
ウィズコロナ禍で変化に対応する迅速な対応が必須で、今後、起こりえる事態を積極的に予測した上で、必要なアクションを起こす事がトータルでリスクを下げる事に繋がります。
人、物、金、によって、社員が輝くための施策を講じ明るい未来切り開くために何を為すべきかを考え実行したい年とし、反転の流れを最大のチャンスと捉えて実行してまいります。
今年はウサギ年です、大きくホップ、ステップ、ジャンプで地域と共に一致団結して頑張りましょう。
今年も宜しくお願いいたします。
2023年 6月 指針
1.事業環境概観
世界では幾度となくコロナ対策緊急事態宣言を受け、ホテル業界は大打撃を受けている最中、更にロシアにおけるウクライナ侵攻の影響で経済・インフレ・物価高騰等が追い重なりエネルギーおよび食材の不足・値上げにより米国経済はインフレを抑え込み、FRB(米国連邦準備理事会)による40年ぶりのインフレ抑制、大幅利上げを行っています。
日本でも円安による物価高騰とエネルギー、食材の不足、値上げでの市場機能が低下していると指摘される事を踏まえて、物価の値上げが行われています。日銀は4月より日銀新総裁植田和夫氏に交代により政策決定会合で、金融緩和策ついて「継続する事が適当だ」との方針と発言され、インフレ率の2%達成が目標であり、「2%上昇が継続的に続けば長期金利の変動幅の上限を排除しない」と決定会合の結果が発表された。その直後、ドル円レートは135円~140円、円安となり円安に大きく振れた事により日本はインフレ率が上昇すると事となる予想されます。
(1) ホテル業界としては、アフターコロナを見据えた対策としては、海外観光客(インバウンド)誘致効果が極めて重要であり、訪日観光客の入国規制も緩和され全国旅行支援割が2022年10月11日より始まり、ホテル業界には明るい材料となり、世界及び日本で猛威を振るった新型コロナウイルス対策は2023年5月8日をもって2類から5類となり一般のインフルエンザの適応となり緩和され通常生活に戻りました。
(2) 当社はコロナ禍で販管費削減、不採算ホテルの撤退や賃料の減額などを行い、正常化のスタートラインに立ち、様々な施策で21年度償却前黒字、22年度決算では償却後大幅な黒字転換と2期連続増収増益となりました。
2.事業指針及び具体的施策の展開
(1) そもそも当社は、ホテル再生ビジネス展開を得意として成長・発展してきた事業体で、既存のホテルを運営しコロナ禍で培った計数的な考え方、経験に基づいた運営、社内だから出来るコスト削減、競合他社には真似できないデザイン力とスピーデイな対応力(浴室・サウナ・岩盤浴等の施設造り)、更にお客様に一度宿泊してみたいと思わせる「日本初上陸のマットレス」と電動リクライニングベッドを取り入れてた事で、圧倒的な寝心地良さの口コミの高評価を頂きリピーターが増加し、高い稼働率をたたき出している。
(2) コスト削減においては、水光熱費の高騰から重油・ガスボイラーに変更した「二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金」、「温暖化対策補助金」等を利用した計画設備投資を行い、CO2排出量削減を行っています。
また地域環境保全に配慮したプラスチック排出量削減に関する素材の見直し等、SDGs(持続可能な開発目標)の取り組みを行いながら既存ホテルの運営を行っております。
(3) 当社独自の社員教育の一環として「リスキリング」に取り組み、ホテル業務でのキャリアを学ぶ為の大学との産学連合などと提携し、財務・会計・収益管理・エンジニアリング・料理・食品・飲料・イベント管理・ルームオペレーションなど実践しながら「働き」・「学び」を習得し、インターターシップ生、社員のキャリアアップを図っております。
諸外国人雇用では、新入社員の業務として必要なホテル専門用語、専門知識の基礎実習を日本語にて毎週2回開催し、ホテルマンとしてのおもてなし、サービス、言葉使いなどを学習する日本語教室を開講しております。
3.新規事業としての取り組み展開
弊社の取り組みとして、「既存装置産業ビジネス」に関わる事業に特化したアイテムで取り組んでおります。このような混沌とした時代だからこそ、攻めのプロジェクト事業(想い描いたビジネス)を誇り高き目標に設定し地域に貢献し、また、地域の社交の場として施設を提供できる事を誇りに進めています。
(1)「ホテルゲスト」を呼び込む」SOFTーTEXマットレスと電動ベッドフレームが日本市場に初上陸し弊社と契約し「Soft-Tex Japan」として販売開始しました。
ポケットコイル型が市場で浸透する中、高性能ジェルフォームを使用した圧倒的な寝心地の良さマットレスと「リモコン操作で調整可能」な電動リクライニングベッドをホテルに導入し「スマートルーム」としてオープンした事で、近未来のスマートなホテルとして、お客様から口コミで高評価を得ております。
(2) 第6回公募 事業再構築補助金が採択され(金沢東山三丁目)仮称金沢シアターが2023年10月オープンします。
以上
代表取締役会長 兼 社長 中野 讓治
- アーバンリゾートホテル新築、土地・建物
THE Luxueux
一括借上げおよびリース - 直営ホテルブランドリゾートホテル・ビジネスホテル カプセルホテル 土地・建物一括借上げ
- ホテル契約形態土地・建物一括借上げ
マネジメントおよびFC - グループ事業インテリアデザイン・
内装 FFE&IT輸入業・
家具設計・ メンテナンス
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提携ブランド
プロモーション事業
PHILOSOPHY企業理念
ホテルゲスト様・お取引様・地域の皆様から信頼を第一に心掛け経営を行って参ります。
目的:訪日外国人観光客(インバウンド)週末での稼働率UPに向けたホテル作りを提案します。
当社の強みとしてはホテル運営会社である基本的なリアル営業、WEB マーケテイングによるプラン設定、レベニューマネジメント、SEO、MEO、リスティング・WEB コントロール、競業モニタリング対策、集客高稼働率、単価など機会損失を発生させないオペレーションを実施し高稼働率、安定した収益、社員のモチベーション向上のために取り組んでいます。
■F&B でのアドバンテージ
ホテルレストランの顧客満足度を上げる、和洋中パーティー料理(リゾートホテル料理)、季節のイベント、宴会を伴った施設での集客するサービスの提供と、コロナ禍を見据えたレストラン・宴会場の座席配置や、リモート会議が行える体制が整っています。
■イベント企画でのアドバンテージ
閑散期対策の強力な集客には、研修及び会議・イベント企画など提案実施を行います。
ディナーショー、タレントのファンクラブミーティング、ライブ、季節毎のイベントの開催など、リゾート施設での閑散期対策で機会損失を発生させません。
■コスト競争力でのアドバンテージ
ホテルでの維持メンテナンス等、当社子会社での内装・修理・補修・メンテナンスがすべて、外部発注に頼らないのでコストダウンが図れ、また省エネによる効果を発揮できる提案をしております。